マイクロを使った精密治療

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マイクロスコープを使った治療のご紹介

むし歯の再発を防ぐ精密治療

むし歯の再発を防ぐ精密治療

ミクロ単位にこだわって治療を繰り返さない精密治療を

岩出市の歯医者「岩出根来デンタルオフィス」では、マイクロスコープを活用して、治療精度を可能な限り高めた精密治療をご提供しています。むし歯の再発リスクを抑えるためには、ミクロ単位にこだわることがポイントです。視野を20倍に拡大できるマイクロスコープを用いれば、細かいところまではっきり視認でき、ミクロ単位にこだわる精密治療を実現できます。

精密な歯科治療がなぜ必要なのか

精密な歯科治療がなぜ必要なのか

歯はとても小さな組織

歯はみなさんが思っているよりも小さな組織です。個人差もありますが、前歯は8.5mm、大きい奥歯でも10mm程度しかありません。むし歯はそんな小さな歯という組織にできる微細な病変であり、それを見逃すことなく正確に取り除くのがむし歯治療です。細かい部分の処置になりますが、マイクロスコープを導入している歯科医院はわずか10%程度であり、ほとんどが肉眼による不正確なむし歯治療を行っています。
当院で用いるマイクロスコープは20倍程度にまで視野を拡大できるため、健康な歯質とむし歯に侵された歯質の境目もはっきり捉えられます。そのため、むし歯を取り残すことなく、健康な歯質を削りすぎることなく、精度の高い治療を行えるのです。

清潔な口内環境が再発リスクを抑えます

唾液にはさまざまな菌が含まれています。歯科治療中はそんな唾液が、治療中の歯に付着しないようにすることが大切です。もし歯を削った部分に付着し、そのまま被せものをしてしまえば、むし歯再発リスクが大幅に上昇します。そのため、歯科治療は可能な限り清潔な口内環境を保つことが大切です。
当院で行う精密治療では、ラバーダムというゴム製のシートを用います。患部以外をラバーダムで覆うことで、唾液により汚染されることを防止します。
ラバーダムの使用が難しいケースでは、唾液吸引器を用いて唾液が患部に付着するのを防ぎます。ラバーダムと同等の再発リスク抑制効果がありますので、状況に応じて使い分けています。

可能な限り歯と神経の保存に努めます

むし歯が重度に進行した場合、歯の神経を抜く「抜髄」や歯を抜く「抜歯」のどちらかが提案されることがほとんどです。しかし、神経や歯を保存したままで治せる保存療法を選べる可能性もあります。
実際の治療法のご提案と決定は、患者さまのお口の状態やご年齢、ご要望などを考慮します。また、歯科医院の設備や歯科医師の知識・技術などによっても、対応できる治療法は異なります。
当院では、専門知識や豊富な経験、そして高い技術力を活かし、マイクロスコープを活用した精密治療で可能な限り歯と神経の保存に努めます。

より精密な補綴治療

より精密な補綴治療

当院では、マイクロスコープを用いて、接着・適合性・噛み合わせをトータルで考える精密歯科治療をご提供しています。

修復物の接着

むし歯の再発を抑えるためには、詰めもの・被せものが隙間なく接着することが大切です。接着剤の接着力は、湿度によって効果が変わります。たとえば、ラバーダムや唾液吸引器を用いれば、歯につく余分な水分を取り除いて湿度をコントロールできるため、接着力が高まります。湿度コントロール以外にも、修復物からはみ出るセメントをきれいに取り除いて段差をなくすことで、細菌感染リスクを低下できます。

歯と修復物の適合性

天然歯と人工物である詰めもの・被せものとの間に隙間や段差ができてしまうと、むし歯再発リスクが高まります。たとえどんなケアグッズを用いて丁寧にブラッシングしたとしても、磨き残しが出てしまうことでしょう。そのため、修復物の適合性を高めることはとても大切です。精密歯科治療によって適合性を高めることで、汚れがたまりにくく、衛生的な口内環境を実現できます。

噛み合わせの調整

歯を精密に治療したとしても、上下の歯が正しく噛み合わなければ意味がありません。たとえば、セラミックの被せものを装着したものの高さが出てしまうと、そこに過剰な負担がかかります。そのため、せっかく入れた被せものが割れたり、噛み合う歯や歯ぐきに負担をかけたり、顎関節に症状が出たりといった問題が起きる可能性があります。このようにたった一つの詰めもの・被せものを入れるにしても、全体の噛み合わせを考慮したうえで行わなければ、本当のお口の健康は実現できません。

むし歯の取り残しを起こさないために

むし歯の取り残しを起こさないために

むし歯が再発する理由はさまざまですが、「病変の取り残し」は最も多いものです。肉眼のみで行うむし歯治療では、患部を正確に視認できないため、経験や勘に頼らざるを得ません。そのため、むし歯の取り残しが発生する確率が高まります。
当院では、マイクロスコープとともにう蝕検知液(むし歯の染め出し液)を用いることで、むし歯に汚染された歯質を確実に視認できる状態にしたうえで治療を行います。そのため、むし歯の取り残しを限りなくゼロに近づけることが可能です。

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