審美治療

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当院でのむし歯治療|ダイレクトボンディング治療

日常診療のご紹介をさせていただきます。

歯医者でも高頻度に行われている俗に言う、『樹脂の詰め物のむし歯治療』です。当院ではダイレクトボンディング法と呼んでおります。

日本での『樹脂の詰め物』の専門的な呼び方です。簡単に説明させていただくと削って、樹脂の詰め物をしております。

しかし、それぞれのステップは非常に奥が深く緻密な処置の積み重ねとなっております。

使用する材料である『樹脂』ですが、セラミックの粉末を樹脂に混ぜたような材料です。金属との違いで重要な事は歯と一緒にすり減ってくれること、歯と接着してくれることです。

ただし、歯ときちんと接着させようと思うとできるだけドライにしなければいけません。口腔内には唾液もありますし、吐く息には水蒸気も含まれております。

治療時に『詰め物をしますので、お口開けていてくださいね!』と言われた経験はないでしょうか。

材料を歯に詰めるステップで歯に唾液.血液が付着していたり、水分が付着しているときちんと接着せず材料と歯に隙間が生じるためそこからむし歯菌が侵入し再発を招きます。

むし歯が出てきました。

そこで非常に重要な事は『ラバーダムの使用』であると考えています。

口の中に歯だけ出してくることによって唾液が歯に付着する事を防ぐ。

ドラマの手術シーンで見るような覆布と呼ばれる、お腹の上にひかれる布のようなものと捉えてください。

そもそもの感染源であり、接着を阻害する唾液を歯にかからないようにすることで歯の接着面を可能な限り乾燥状態にします。

ここから樹脂の材料を詰めていきます。

歯と歯の間を詰める際は、歯と歯の間隔をシビアに詰める必要があります。

 

さらに歯と歯の間を詰めていく際には歯と歯の間をシビアに詰める必要があります。間がきついと物は入りにくいですが、清掃時に取りづらくなります。逆に、間が緩い場合は食べ物などが詰まった場合に取れやすいですが、入りやすくもなってしまいます。なので、私はマイクロスコープを使用して拡大しながら処置を行います。また、時間も詰める作業だけで20分くらいは必要となります。

きちんと詰めていくと非常にきれいに処置は終わります。

ダイレクトボンディング

『樹脂の詰め物』ですが長持ちさせようと思うと患者さんが来られてからから処置の最後まで50-60分くらいでしょうか、時間もかかります。

詰める時間も20分程度はかかってしまいますので、ラバーダムを使用しないと唾液によって歯が汚染されてしまいます。

歯を削る量も最小限で済みますし、見た目もきれいで、また歯と接着しますので再発は非常に少なくなります。

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