インプラント治療について、皆さん聞かれたこともあるのではないでしょうか。最近メディアなどでもトピックとなることも多く、言葉として認識されている方も多くいらっしゃるかと思います。

実際良いのか？高いだけでないのか？痛い？

など、実際に多くの患者様からも質問を頂きます。

そもそもインプラントとはどのようなものなのでしょうか。人口の根っこを植えて、その上に被せ物を装着します。

残せる歯は必ず残した方が良いと思いますが、残念ながら抜歯と診断された場合どのような選択肢があるのか聞かれたことはあるでしょうか。

インプラントの他には下記の2つの選択肢があります。

インプラントが他の2つと大きく異なる点は根っこがあるため、それだけで咬める点にあると考えています。

他の二つは根っこに支えられているわけでないため、無くなってしまった歯が負担していた力が周りの歯にかかってきてしまいます。その結果として5年、10年程経つと周りの歯が無くなってしまい、大きい範囲の入れ歯に、という風に歯がない範囲が増えやすいです。

また、歯が無くなってしまった部分に対する治療を行う際に目的とされていることが

・抜歯後の周囲の歯、骨を経年的に残す。

・咀嚼機能の回復

・美しい見た目の回復(審美性の回復)

です。

上記の目的を回復しようと思うとインプラント治療が一番適していると言われます。また、感染源のないところにきれいな材料を入れてくるので術後の痛み、腫れは経験上非常に少ないです。

患者様の実感も非常に参考になるため、術後にどのようであったかお聞きし、腫れていないか記録として写真を撮らせていただいておりますが患者様からも、

「不思議と痛くなかった。」

「一応すぐに痛み止めは飲みました。」

の、ような感想をいただくことが多いです。また、別に詳細を記述させて頂こうと思っていますが、当院では可能な限り『抜歯即時埋入、即時荷重』という方法をとっています。

その日のうちに抜歯、インプラントの埋入、仮歯と装着まで行って歯を入れた状態で帰っていただくようにしております。歯を入れたいと思って来ていただいているのに歯がない状態で待っていただくのもできるだけ避けたいため、そのようにしております。また、最終的な被せ物が入るまでの期間も約2か月後には被せ物が入りますので治療期間が短くなる点も良い点かと思っております。

上記のように、2か月後にはきれいな被せ物が入れられます。

先進国では歯科治療に対し保険適応となる国は非常に少なく、歯が無くなった部分に対してはインプラントが第一選択となることが多いとも米国専門医にも伺いましたが、私も可能であればその選択が第一かと思います。

ただ、患者様の希望によっては義歯、ブリッジが第一選択となる場合もあると思います。第一優先は患者様の希望ですが、専門家としての見解は最初にお話しさせていただいております。

本当に大丈夫？程度のご質問もいつでも受け付けておりますのでお気軽にご相談いただければと思います。