インプラント
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抜歯後の治療 ブリッジについて
口腔内に入っている方も少なくないと思います。残念ながら抜歯となってしまい歯を抜いた状態のまま置いておくことは少ないと思います。歯が無くなってしまった時の選択肢の一つがブリッジです。その名前の通り抜歯部の両隣の歯を支えにして3本分(原則)の歯が一塊となった被せ物で橋渡しします。
健康保険適応であるため費用の負担が少ない事、つけ外しするものでないため違和感が少ない事から使用する事も多いのではないでしょうか。
今回ブリッジを選択する際のメリットとデメリットについて触れていこうかと思います。
メリットは上述した点になります。しかし、健康保険適応の場合は金属になるため金属アレルギーの可能性、歯や歯茎への金属イオンによる黒ずみは生じる可能性があります。
被せ物の下は磨き残しが多い事もデメリットの一つです。
ブリッジは汚れをきれいに落とすことが困難となりやすい。
ある論文では6年で1/5がトラブルになり、一番多いのはむし歯の再発と示されています。そもそもの抜歯となった原因は何でしょうか。その原因がむし歯なのであれば、むし歯で歯を失ってしまった環境にさらにむし歯になりやすい装置を入れないといけなくなるためさらにむし歯で歯を失うことにつながりやすいと考えられます。
また、両隣の歯に、なくしてしまった歯にかかっていた力がかかってしまいます。支えになっている土台の歯が神経の治療をしている歯など、元々弱い歯であれば力によって歯周病が進み、支えている骨が無くなることで支えの歯も失うことにつながることもあります。
そして、力がかかると金属でも変形を起こします。物差しをイメージすると分かりやすいでしょうか。両端に力をかけるとたわみますよね。
変形を起こすと歯との隙間が生じます。それが噛むたびに生じてしまうとどうしても隙間が大きくなってしまいます。
ブリッジのメリット、デメリット
上記の欠点を補ってくれるのがインプラント治療です。
人口の根っこがあるためインプラントで咬む力を負担できますし、他の歯と同じで歯と歯の間はフロス、糸ようじが通ります。ブリッジの様につながった被せ物はフロスが通らないためそこだけ歯間ブラシを使用する必要がありますが他の歯と同じ清掃方法で清掃が可能です。また見た目もきれいです。
デメリットは健康保険適応外なので、高額になることです。当院では現在最終の被せ物まで含め45万程で予定しております。
歯を失ってしまい最終の治療になるため費用も高額になります。開院時はチャレンジして頂きやすいようキャンペーンを考えております。
インプラントってどれくらいもつの?とよくご質問頂きますが、10年で96.4%が問題なく過ごせると言われています。
歯を失った後でもご自身の歯でしっかり咬み、かつ歯を失うことによる咬み合わせの崩壊を防ぐ非常に有効な手段と考えております。
インプラントのメリット、デメリット
開院前でもセカンドオピニオンや、ご相談は受け付けております。開院前ですので費用もいただいておりません。
お気軽にご相談いただければと思います。