矯正治療

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マウスピース矯正 非抜歯でガタガタも治ります。

インビザライン治療を成功させるために!

先日患者さんにワイヤーは先生の腕によるけど
マウスピースはどこでも同じですよね?
と、言われてしまいました。

世間的にはそのような認識になっているのかも知れません。
確かにみんなが同じマウスピースで治療しているみたいに見えるかもと
自分でも考え直させられました。

実際は治療する先生によって結構違ってきます。
まず、診断の時点で大きく変わるはずです。
治療計画は診断に基づいて行い、
それに基づいて治療が進みます。

診断が違うと治療や治療ゴールも大きく変わるはずです。

当院ではインビザラインを使用して
マウスピース矯正を行いますが
実際は一本一本の歯をこちらがmm単位で移動させ、何度傾けるか指示します。
また、患者様がきちんとつけてくれないときちんと動いてくれません。

そういう意味で他の治療と同じで患者様と歯科医師側とで作っていく治療という要素が非常に大きいと思います。

患者様自身がきちんと装着できずご家族のご希望でワイヤー矯正に切り替えた患者様もいらっしゃいます。当院ではワイヤー矯正も行っておりますので治療方法も患者様のご希望を反映して相談させていただいております。

今回紹介させて頂く患者様は10代の学生の女性の方でした。『歯並び気になってない?』とお話ししたところ『気にはなってる。』とのことでした。

歯並び的にはマウスピース矯正でできること、抜歯なしで矯正できることをお話しさせていただき治療を開始しました。どの矯正装置を使用するか、抜歯をするか、抜歯をしないのか、などの診断が非常に大切になってきます。ワイヤー、マウスピースそれぞれの歯の動かし方があるのでそれをうまく使ってあげることが効率よく歯を動かすことにつながります。この患者様も前歯のガタガタを改善するためには歯をまっすぐにしてあげるスペースが必要なのでそのスペースを作るために奥歯を奥にどんどん移動させそれでできたスペースを使ってガタガタを治しました。治療期間は1年半です。患者様がまじめに取り組んでくれたおかげでとてもスムーズに治療が進みました。

患者様の主訴:ガタガタを治したい。

診断:叢生

治療内容:アライナーを使用した矯正

治療費:80万円(税込み)

治療期間:1年6カ月

治療に伴うリスク:歯の移動による歯髄壊死、ブラックトライアングル、歯肉退縮

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