皆さん、矯正というと歯並びをきれいにしたい、やガタガタを治したいなど審美的な目的にされる方が多くいらっしゃると思います。

実際には歯並びが原因で虫歯や歯周病、また力が上手くコントロールできないことで口腔内にトラブルが生じている事も多くありトラブルの原因が歯並びであれば長期的にトラブルを回避していくためには、そもそもの原因となっている歯並びを改善していく必要が生じます。矯正治療が必要となることも多くなります。

今回紹介させていただく患者様は審美的な目的に矯正治療を希望された方です。

10代後半の女性の方で元々小さなむし歯が2か所ありましたが、歯並びについてお聞きすると気にはなっているとの事でした。

むし歯治療する際に矯正を今後行う可能性がある場合は歯をどちらに動かすのか予め予想がつくため、動かすためのスペースを作るためにわざと隙間を作って材用で埋めたりすることもあります。ですので今回の場合も先に矯正治療を行うのかを検討して頂くことにしました。

当院ではワイヤー矯正、マウスピース矯正ともに行っておりますがそれぞれに得意な症例、不得意な症例があると考えております。また、そこに患者様の希望を加味して治療計画を立てております。

今回の場合はマウスピース矯正の方が得意であると判断し、マウスピース矯正で行うこととしました。

現在矯正開始から1年程ですが、まだ途中ですが多きな改善が見られ患者様もモチベーションが高く順調に進んでおります。

患者様からは短い期間での見た目の変化が大きく喜んでいただいております。

これからは仕上げの段階に進んでいきます。歯茎を連続的に整え、ガタガタの頃にした詰め物をきれいにしていきます。

最終的に口腔内全体がきれいになるのがこちらも楽しみです。

まじめに取り組んでいただいている患者さんにも感謝です。