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当院でのむし歯の診断について

今回は当院でのむし歯の診断について記載させていただきます。

定期通院されているでしょうか。これはむし歯とは別に、歯周病の最も大きなリスクは定期通院のドロップアウトと言う先生もいらっしゃいます。

現に私もそのように思います。歯磨き、フロスとめんどくさく感じる方がほとんどかと思います。

定期通院で衛生士によるチェックがあり、指導があるとそのたびに患者様のモチベーションは上がり日々のセルフケアのレベルが維持できると言われています。

定期通院の際に歯科医師によるチェックを行います。むし歯ができていないか、歯周病の進行が急激に進んでいないかなど、口腔内の環境の変化が生じていないか確認するためです。

マイクロスコープや、歯科用ルーペなどを使用し、明るく、拡大視野の中でチェックしていますが、どうしても歯の内部までは見えません。

そのため、患者様のむし歯のリスクに応じて間隔を考えますがレントゲン検査を行い、怪しいところは表面の硬さを細い器具(0.1-0.15mm)で確認しています。

レントゲン撮影でも写りにくい部分もあるため意外と大きなむし歯があったりもします。

一番奥の歯に少しくぼんでいるところがありました。内部に少し柔らかさを確認したためむし歯になっていると判断し、むし歯治療を行いました。

このような器具で確認しています。奥歯には溝があるため溝の奥で細菌が残ってしまいむし歯になることが多くあります。

むし歯を取り始めるとこのような状態です。取り切っていくともう少し大きな穴になります。

最後は樹脂の詰め物を隙間なく、段差にならないように詰めて終わりになります。

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